救助隊は、救助器具を積載した救助工作車で災害現場出場し、高度な専門的知識と
技術・装備により人命の救助にあたります。
救助事故の種類は、火災、交通事故、台風等の自然災害、機械による事故、酸欠事故、
破裂事故などがあります。昨年の出場件数は70件ですが、その約半数を交通事故が占
めました。
もし市民の皆さんが交通事故を起こしたり、その現場に遭遇した時、人命という事を
考えてどのように接したら良いかを考えてみました。
○ 周りの状況を確認しましょう。
事故現場は安全な場所か。また、安全な場所に移動することができるか。
関係車両等が危険にさらされてないか確認しましょう。
○ 身体の状態を確認しましょう。
意識はあるか、動けるか。ケガや出血はあるか。ふらつきや吐き気はないか等を
観察します。無理に動いたり、動かしてはいけません。
状態によっては、心肺蘇生法や止血法が必要になることがあります。
○ 関係機関へ連絡します。
交通事故を起こしたときは警察署(110番)に通報します。
ケガや出血等で救急車が必要な時は、すぐに消防署(119番)に通報してくだ
さい。
自分で通報できないときは、近くの人に通報をお願いする。また、携帯電話から
も通報ができます。
○ 差し迫って車外に人を出さなければならないときもあります。
開くドアを探す。シートを後方に移動させる。ペダルなどを動かす等が考えられ
ます。
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