平成25年2月5日(火)舞鶴市防災センターの災害対策会議室において「多数傷病者への対応」について、救助研修を実施しました。
今回の研修では、地震・交通事故等により多数の被害者が発生した場合に、現有する人員・資機材・搬送力により最大多数の被害者を救うための手段・方法を学びました。
通常の救急活動では、一人の傷病者に対し救急隊や救助隊などが持てる力をフルに発揮して救護に当たりますが、一度に多くの重症傷病者が発生した場合に同じ活動をしていると他の傷病者を取り残してしまう可能性があり「防ぎえた災害死」を引き起こしてしまうことになります。そういう事態が起こらないために消防本部としてどのように活動するべきかという内容でした。
私たち消防職員は、不測の事態に備え、現場活動が円滑に遂行できるよう、研修・訓練を繰り返し、各隊員が即座に災害モードのスイッチを入れ、一人でも多くの「生命・身体・財産」を守るため一層の努力に努めてまいります。
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