『阪神淡路大震災』や『東日本大震災』などの大規模災害はもちろん、多数のけが人や病人が発生する集団救急・救助事故の場合、消防署だけでなく、警察や自衛隊、海上保安部など実際に現場で活動する機関が同じ目的達成の為に円滑な連携を図ることが大変重要になります。
これまで、交通事故の現場や海での事故などで、それぞれの機関と協力して活動することはありましたが、お互いに「顔の見える関係」というところまでは出来ていないのが現状でした。
今後発生する確率が高いといわれている東南海・南海地震等の大災害や、京都府内でも起こっている一度に多数の重傷者が発生する事故に対応するため、今回、防災実働機関が1ヶ所に集合し、訓練などを協力して行うことにより各機関が交流し、もしも大災害が起こったときには円滑な連携ができるよう、信頼関係を築くことを目的に合同訓練を実施しました。
各機関が普段行っている訓練や使用している装備を展示・紹介し、お互いの理解が深まるように活動をしました。
1日の訓練で十分とはいえませんが、今回のことをきっかけに、合同訓練を繰り返したり、現場活動でも更に協力関係を深めていき、不測の事態となれば一致団結して市民の皆さんの救助・救出にあたりたいと思います。
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