平成24年3月2日(金)救助隊員を対象とした研修(外傷処置に関する座学及び実技)を実施しました。
もし、災害現場に救助隊が最先着すれば要救助者の状態を観察し、適切な処置をして救急隊に引き継がなければなりません。例えば、交通事故で要救助者が挟まれていた場合、すばやく救助し搬送することも大切ですが、しっかり要救助者の状態を確認し、頭・首・腰といった人間にとって重要な部位を保護してから救助することが大切です。なぜならその部位が負傷しているのに処置や固定をせず救出すると、要救助者に後遺症が残る恐れがあるからです。
今回の研修で学んだ救急処置をしっかりと身につけ、実際の災害現場においても適切な処置をして救急隊に引き継げるよう、今後もさらなる訓練・研修に励んでまいります。
|