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ホームページ消防・防災最前線 > 消防活動編:消防士になって熱き思いを!
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熱き思いを胸に! 消防士になるには?
消防士になるには?

 今回は皆さんの周りにいる消防士がどのような過程を経て一人前の消防士になっていくのかを紹介したいと思います。
 まずそれぞれの市町村で採用試験があり、試験に合格した者が消防職員として採用され、消防学校に入校することになります。
 京都府では八幡市に消防学校があり、入校する期間は約11ヵ月、全寮制で他都市採用の消防士(京都市を除く)と寝食を共にし、消防士として必要な知識、技術、体力、規律を身に付けていきます。

消防学校での訓練の写真 消防学校での訓練の写真 消防学校での訓練の写真


 消防学校では、朝6時30分の起床に始まり、点呼、清掃、朝食の後、制服に着替えての点検があります。点検では、教官から服装のみだれ(ネクタイの締め方、頭髪、制服のしわ・埃等)がないかをチェックされます。
 その後、授業がはじまり、座学、体育、実科訓練等があります。座学では消防に必要な法律から化学までの幅広い範囲を学び、それぞれの教科で効果測定(テスト)があります。体育の時間では学校の外へランニングに行ったり、夏には深さ約3.5メートルのプールを使った水泳訓練があります。
 実科訓練では、規律・礼節を身に付けるための訓練礼式、ポンプ操法、救助訓練等があります。夏場に実施されるポンプ操法は辛く、暑い日差しの中、ヘルメットをかぶり、訓練服(長袖)、軍手、長靴の服装でホースを伸ばしたり、巻いたりを繰り返すもので、訓練服の色が変わるほどの汗をかきます。
 これらの厳しい訓練を乗り越え、消防学校を卒業すると、それぞれの市町村へ戻り、各所属への辞令交付がされます。


消防学校での訓練写真
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 しかし、卒業したからといって、まだまだ一人前の消防士というわけではありません。
 舞鶴市消防本部では、配属されてから1ヵ月間見習い消防士として先輩の方からいろいろな事を教えてもらいます。
 そして1ヶ月後試験が行われ、合格するとようやく見習い消防士から消防士として働くことができるわけです。

消防署での訓練の写真 消防署での訓練の写真 消防署での訓練の写真

 いかがですか?少しは消防士について理解していただけましたか?大変だなと思われる方もおられるかもしれませんが、市民の皆さんの生命と財産を守るという大変やりがいのある仕事です。



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