以前紹介いたしました消防水利(消火栓・防火水槽)の点検・整備を実施しました。 点検・整備は年間2回、春と秋に実施しています。消火栓ボックス及びバルブの開閉状況、金具の変形の有無、標示板との距離、防火水槽の水量の有無、扉の開閉状況など有事の際いつでも使用できるように備えています。 管内すべての消防水利を点検し、半年分のアカを落とし、消火栓ボックス内に溜まった雨水や泥を排出するとなるとまだまだ手作業で時間を要しますが、この地道な作業が1秒を争う現場では多大なる効果を発揮してくれるのです。 市内にある公設の消火栓・防火水槽は、平成15年4月現在で消火栓1,354基、防火水槽364基で、これらのすべての点検・整備を実施しています。 日常の点検は災害に備え、整備することにより作業効率を高めます。みなさんのご家庭でも日ごろの消火設備・器具の点検、整備を忘れずにしましょう!
消火栓の蓋をあけ、金具の清掃を実施します。
消火栓キーを使ってバルブを開閉し、水が出るか確認します。
場所によっては、ボックス内に水がたまっていることがあります。
ポンプ等で水を除去し、金具等の位置がすぐに確認できるよう清掃します。
防火水槽は、支柱・フェンス・標示板等、異常がないか確認します。
扉の鍵をはずし、開閉の確認。活動に支障がないかを調べます。
防火水槽の周囲の清掃を実施し、有効な活動スペースの確保を図ります。