今回紹介するのは東消防署に配置されている水そう付ポンプ自動車です。
この水そう付ポンプ自動車は、消火活動に必要な「水」を1500㍑積載しており、また、消火活動に必要な資器材を多く装備しています。さらに高速道路での高速走行を可能とするため車両の全面をシャッターでおおっています。
この消防自動車の乗車定員は7名ですが、通常は4~5名で出動し現場活動します。特徴としては、水を積んでいるので火災現場へ到着するといち早く放水することが出来ます。
通常、火災現場では2~4の筒先から放水することとなり、1~3分程度で1500㍑の水の入ったタンクが空っぽになります。このため消火栓や防火水槽に部署したポンプ車からの中継を受けて放水を続けます。
放水は車両の両サイドに各2箇所ずつある放水口と、自動車の上の放水銃により、同時に5箇所から放水することができます。
また、水そう付ポンプ自動車は、火災のほかに救助事故が発生した場合にも出動し、レスキュー隊と協力して人命救助を行います。
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