寒い日が続きますが、冬場の入浴には特に注意が必要です。冬場は、暖かい部屋から寒い脱衣所で急に服を脱いだり、よく暖まろうと長湯をするなど浴室やお湯との温度差が大きいため心臓や血管に負担を与えるため脳卒中などの急病が発生しやすくなります。また事故の発見までに時間がかかってしまうことが多く、とりかえしのつかない事態になる可能性が高くなりがちです。
入浴中の事故防止として
1 あまり長湯をしない
2 脱衣所や浴室の室温が、低くならないように工夫する
3 飲酒後の入浴は避ける
4 気温の低い日は早めに入浴する
5 心臓に疾患がある方や高血圧症を持つ方は半身浴が望ましい
等です。また高齢者や身体の不自由な方が入浴する際は、家族の方は入浴が長時間になってい ないか注意して下さい。
万が一、事故が発生した場合応急手当として、浴槽から救出する。救出不可能な場合には、浴槽の栓を抜いて顔面が水没しないようにする等して、直ぐに119番で救急要請して下さい。呼吸・脈がない場合には、心肺蘇生法を行って下さい。
心肺蘇生法については、東・西消防署で毎月1回普通救命講習が実施されていますので是非参加して下さい。
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