先日、舞鶴医療センター附属看護学校の学生35名が舞鶴市東消防署・防災センターの見学に訪れ、消防署の役割について勉強していただきました。
初めに、舞鶴市における救急業務の概要説明を受けた後、救急車と救急シミュレーションを見学しました。救急車の説明では、積極的に積載してある資機材の使い方等の質問をしていただきました。また、救急シミュレーション見学では、救急隊の活動から家族へ傷病者の現在の状況、処置についてしっかり説明を行うことの大切さ、隊員間で情報を共有することで活動がスムーズに行えるということを学んでいただけたのではないでしょうか。
次に、119通報体験を含んだ指令システムの見学、いざという時に備えての消火器体験、避難体験を行いました。消火器体験では、大きな声で「火事だ!」と叫び、周りに知らせることの大切さを学んだ後、消火器を使っていただきました。避難体験では、火災で発生する一酸化炭素の怖さを学んでいただいた後、姿勢を低くして避難することを学びました。避難体験では、「煙が怖かった」という感想を持たれた学生もおられました。
最後に、舞鶴市で発生する可能性がある災害の説明、災害現場での活動経験について話を聞いていただきました。学生の皆さんは、勉学に励み、看護師の資格を取得されて医療従事者として仕事をされると思います。今回消防署で見学して学んだことは医療現場だけではなく、これからの長い人生の中で必ず活かされると思います。皆さんが看護師としてご活躍されることを楽しみにしています。
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