7月に入りいよいよ夏がやってまいりました!
気温も上昇し、海水浴やプール、川遊びなどの水辺のレジャーが楽しい季節です。しかし楽しみがある反面、一歩間違えれば重大な事故につながるのが水辺です。危険をきちんと認識し、自分だけでなく周囲の人にも注意を配ることが大切です。
「水難事故は約半数が死亡事故」
水難事故は全国で年間約1600件発生しており、その内約半数の680名が亡くなったり行方不明となっています。いったん事故が起こると命にかかわる重大事故になる可能性が非常に高いのです。
「いざという時のための心肺蘇生法」
水難事故においても、出来る限り早く心肺蘇生法を実施することが大切です。特に溺水による心肺停止の際は「人工呼吸」の実施が強く望まれます。人工呼吸は心肺蘇生法の中でも難しい方法ですので、是非『普通救命講習』を受講して体験し、いざという時のために大切な家族や友人を救う技術を身に着けていただきたいと思います。
⇒救急講習ページ
「救助は専門救助者に任せる」
溺れている人を見つけたら、ただちに119番(海上では118番)などで専門救助者に通報してください。水面に浮いて救助を求めている場合には、つかまって浮くことができそうなものを投げ入れてください。さらにロープがあれば投げ渡し、岸に引き寄せてください。
水深が腰の深さ程度であれば専門救助者が到着する前に溺れている人を引き上げることができます。ただし、二次災害防止のためにも水の流れがあるところや水底が見えないところには無理に入らないでください。
|
|