日常生活の中で、やけどをすることありますよね。熱湯や炎に触れるだけではなく、この時期に日焼けをして肌が赤くなりひりひり痛むのも軽いやけどの一種です。
やけどをすると本人だけではなく、周りの人たちも慌てますが、やけどは初めの適切な応急処置が肝心となりますので、今回はやけどの程度と応急処置を紹介します。
<やけどの程度>
やけどの程度が軽いか重いかは、深さ(皮膚の状態)と広さで決まります。
Ⅰ度(浅いやけど):日焼けと同じで皮膚が赤くなりひりひりと痛みます。
Ⅱ度(中ぐらいの深さのやけど):水ぶくれかまたは水ぶくれが破れた状態になっている。
Ⅲ度(もっとも深いやけど):水ぶくれにならず皮膚が白くなったり、黒く焦げたりしています。痛みをあまり感じません。
<やけどの応急処置>
○水道水などのきれいな水ですぐに冷やします。
※早ければ早いほど、痛みが軽くなるだけでなく、やけどの悪化を防ぎます。
○靴下などの衣類をきている場合は、脱がずにそのまま冷やします。
※水ぶくれは、やけどの傷口を保護する役割があるので、破らないようにするためです。
※塩酸などの科学物質が付着した場合(化学熱傷)のやけどは異なります。
<119番通報が必要なやけど>
○小さな子供やお年寄りのやけど
○やけどが広範囲にわたっている
○顔面や陰部のやけど
○もっとも深いⅢ度のやけど
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