先日、舞鶴医療センター看護学生が東消防署・防災センター見学に来られました。
この見学は、舞鶴市における救急活動の実態、救急シミュレーション訓練の見学、救急車の展示、119番通報を受ける通信指令課見学、職員の体験談、煙避難体験、起震車体験、原子力の災害対策等、いつ起こるか分からない災害や舞鶴市における救急の実際を知り、災害時における看護師の役割を考えるため、看護学校の授業の一環で行われたものです。
救急シミュレーション訓練では、交通事故現場を想定し、病院へ負傷者を収容するまでに、私達救急隊員がどのような現場活動や処置をしているかを見学してもらいました。また、起震車体験や煙避難体験では身をもって地震、火災の恐ろしさを感じていただき、阪神淡路大震災とまだ記憶に新しい東日本大震災の現場活動の体験談では、現場の難しさも学んでいただけたと思います。更に、東日本大震災から特に問題になっている原子力の災害対策については、備えておくことの重要性について知っていただけたと思います。
看護学生の皆さんは、どの研修においても真剣な眼差しで積極的に参加してくれました。今回の見学が少しでも皆さんの今後の糧になれば幸いです。皆さんのこれからの活躍、ご健勝をお祈りすると共に、これからの災害、救急の際にはお互いの協力のもと、少しでも多くの命が救われることを願っています。
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