桜が見頃を迎えるこの時期、お花見、職場や学校の歓迎会など様々な形でお酒を飲む機会が多くなり、それに伴い急性アルコール中毒など飲酒に関係する事故も多くなります。
急性アルコール中毒とは、急激に多量のアルコールを摂取したことにより、血液中のアルコール濃度が高くなり判断能力の低下、言語不明瞭、運動失調などの症状を始め、重症化すると昏睡状態になり、手当てが遅くなると最悪の事故を招く場合もあり大変危険です。
飲み方を一つ間違えてしまうだけで、楽しいお酒の席が一変してしまうことも少なくありません。お酒に強い弱いにかかわらず、飲む量や飲み方に注意しながら楽しく美味しく飲むことを心がけましょう。
1.急性アルコール中毒にならないために!
○ 一気飲みをしない、させない。
○ 飲酒の強要をしない、させない。
○ 自分の適量を知り、体調や体質によってお酒が飲めない場合は事前に周囲へ伝える。
2.急性アルコール中毒になってしまった場合
○ 衣服を緩めて楽な姿勢をとり、体温が下がらないように毛布をかけて安静にする。
○ 嘔吐による窒息に備え顔を横に向け寝かし、嘔吐した場合は嘔吐物をかき出す。
○ 呼び掛けたり、体を動かしても反応がない状態になれば、119番通報をして救急車を呼ぶ。
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