平成２５年２月８日、東・西各消防署において救急シミュレーション訓練を開催しました。日頃私達救急隊員は、所属隊において出場の合間を見て訓練を実施していますが、この訓練は各署で救急隊員が集まり、隊ごとに救急想定が与えられ、その活動内容を指導者や他の救急隊から評価、検証されるものです。
　訓練の成果が発揮できた隊、そうでなかった隊と様々でしたが、失敗は訓練だからこそできるものです。現場では失敗は許されません。そして訓練でできないことは実際の現場ではできません。各隊は今回の訓練で受けた指導や助言を再確認しつつ訓練に励み、今後の現場活動に生かしていきます。
　市民は救急隊を選べません。どの救急隊が出場しても上質な救急サービスが提供できるよう、各隊員が自己研鑽に励むとともに、隊訓練を繰り返し、隊員一丸となって救急活動に取り組んで行きます。