大きさは10cm以下で体は赤を基調としている。出現頻度が多く背びれのとげに強烈な毒がある。とげはのこぎり状になっており、抜けづらい。刺されると激痛が走り、痛みが続く。 針から外す場合、素手では触らず魚つかみ器やペンチ等器具を用い、ハオコゼに触れないように針から外す。 刺された場合、患部から毒を絞り出し、お風呂より少し高めの温度のお湯で温めた後、冷やす。痛みが消えなければ、病院で受診する。
大きさは10cm以下で、外見はまさに海のケムシ。夜見かけることが多い。体の両側に剛毛があり、興奮するとパッと毛羽立たせます。素手でさわると、剛毛がたくさん刺さり毒液を注入され、激しい痛みと腫れ、かゆみがでる。 針から外す場合、ハオコゼ同様、素手では触らず、器具を使いウミケムシに触れないように針から外す。死んだ後も、しばらくは毒が残るため、浜に打ち上げられた死体も触らない。 刺された場合、粘着テープを患部にそっと近づけ剛毛を除去した後、流水で洗い流す。痛みが消えなければ、病院で受診する。
舞鶴の海には、このほかにも色々な生物がいます。その中には我々にとって危険な生物もいます。こういった生物により負傷し、痛みが続く場合は病院での受診をお勧めします。しかしこういった生物も、一方的に我々を襲ってくることはほとんどありません。受傷の多くは、危険と知らずに素手で生物を触ってしまい、被害にあうのがほとんどです。海に潜む危険に注意しながら、楽しい夏を過ごしましょう。