今回は、海上自衛隊衛生隊員さんの救急業務研修の様子をご紹介します。
4月18日から20日までの3日間、海上自衛隊・自衛隊舞鶴病院と海上自衛隊舞鶴衛生隊に勤務されている2名の衛生隊員さんの救急業務研修を行ないました。
3日間の研修スケジュールには、救急車積載器具取扱訓練やAEDを使用した心肺蘇生法訓練、外因性・内因性救急シミュレーション訓練の他に、実際に救急車に同乗し、救急現場活動を見学・実習する研修も含まれています。
また、救急隊員の接遇やコミュニケーション術、舞鶴市の医療機関と救急医療体制、舞鶴市の救急統計、症例検討会や感染防止対策といった研修も行ないました。
中でも、AEDを使用した心肺蘇生法訓練では、訓練用人形を使用し、「実際に人が倒れている」という想定で協力して心肺蘇生法を行うなど、終始熱心に訓練・研修に取り組まれました。
大規模災害の現場では、自衛隊などの他機関との協力が不可欠です。このような研修を実施し、他機関との信頼関係を築き、いつ発生するかわからない大規模災害に備えていかなければならないと強く感じた研修になりました。
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