皆さんご存知のとおり、1年365日昼夜を問わず救急車が走っています。
昨年は舞鶴市で2,948件の出動があり、2,883人を病院へ搬送しました。
軽症ですぐに帰宅できた方、長期入院の末にようやく退院できた方、家族の願いも届かず死亡された方もあります。
私達救急隊は「救える命は救いたい」という思いで日々活動していますが、死亡された方の家族の悲しみにふれたとき「何とかならなかったのか、助ける方法があったのではないか」など落ち込むときもあります。
現場での失敗は許されません。そのためにはいろいろなことを想定して日頃から訓練を行っておくことは大変重要になります。
先日、西消防署で救急シミュレーション訓練大会を実施しましたので紹介します。
現在救急隊は各消防署に3チームあり交替で勤務しておりますが、その3隊がそれぞれの想定に基づき、現場到着から搬送までを「観察」「家族への説明」「応急手当」「医師への指示要請」等、実際の現場を想定して訓練を行いました。
訓練の模様は写真のとおりですが、各隊がチームワークを発揮して良い訓練ができました。
今後も訓練を重ね、市民の皆様の期待にこたえられるよう、また、皆様から感謝されるような救急隊をめざしたいと思います!
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