「一人でもたくさんの命を救いたい!」私達、救急隊はその思いを抱き、安全且つ迅速に現場へ向かいます。 今回は、安全且つ迅速に現場へ到着するために搭載されている救急車の各種装置について紹介します。
救急隊員は、救急指令が入れば素早く救急車内に乗り込み、赤色警光灯とサイレンボタンを押して、救急現場へ出場します。
赤色蛍光灯を点灯させサイレンを鳴らすことで、一般車両、歩行者に注意喚起します。
出場途上には、救急車搭載のマイクロホンを使用し、救急車の通過をお知らせするとともに、走行中の車両、交差点内に進入する車両へ注意喚起し、一般車両、歩行者の事故防止に努めます。
また、無線機を活用し、通信指令課からの傷病者情報など現場の状況を確認したり、救急現場からの傷病者情報を通信指令課へ伝達します。 現場で救護した傷病者を乗せて医療機関へ向かう際にも無線機を活用し、傷病者の収容病院を報告しています。
一人でもたくさんの命を救うため、救急隊は現場へ迅速且つ安全に到着し、医療機関へ向かう必要があります。 そのためには、市民の皆様方の協力が必要となります。 救急車のサイレン音が聞こえるようドライバーはカーステレオ、歩行者はポータブルプレイヤーの音量を少し控え目にし、無理な横断や交差点の通過を避けていただき、事故防止に協力していただきますようよろしくお願いします。 また、「救急車の適正な利用をお願いします。」