いよいよ夏本番、海水浴のシーズンです。
毎年多くの若者や家族連れで賑わう海水浴場ですが、事故で命を落とす人も後を絶ちません。水の事故では心臓や呼吸が止まってしまうことも少なくなく、そのような人を救うためには、いち早く胸骨圧迫による心臓マッサージ、人工呼吸などを開始する必要があります。そこで、各消防署及び地元消防団では、各海水浴場(神崎・野原・竜宮浜)に応急手当(心肺蘇生法・AEDによる電気ショック)の普及啓発看板を設置しました。
現場に居合わせた人は「命のリレー」の第1走者です。尊い命を救うためにぜひご協力をお願いします。
応急手当の手順はこちらです。
応急手当の講習会の案内はこちらです。
なお、事故を未然に防ぐことも大切です。
① 悪天候のときは海に近づかない。
② 飲酒後は泳がない。
③ 子供から目を離さない。
④ 遊泳禁止区域には入らない。
以上の4点は、絶対に守ってください。
また、救助が必要なときは以下のことを心がけてください。
① できるだけ人を集める。
② 要救助者に意識があるときは、陸地から浮くもの(水筒やペットボトルでも使えます。やロープ(ベルトや服をつなぎ合わせて代用できます。)を投げ入れてつかまらせる。
③ 海に入る必要があるときは一人では活動しない。専門家がいるときは任せる。
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