明けましておめでとうございます。
お正月といえばお餅ですが、みなさんはもう食べられましたか?
おいしいお餅ですが、毎年この時期になると、高齢者の方がのどに詰める(「窒息」といいます。)という事故が多発します。なぜこのような事故が起きるのかというと、高齢になると、「飲み込む」ことがうまくできなくなり、気管(のどには息をするための「気管」の入口と食べ物が通るための「食道」の入口が隣り合っています。)にお餅が入って息ができなくなるのです。そのような時、若い人なら「むせる」ことにより防ぐことができるのですが、高齢者はそれも難しいのです。
事故の防止のためには以下のことを心がけてください。
・ 小さく切ってから食べる。
・ ゆっくりよく噛んで食べる。
・ お茶などを飲みながら食べる。
今回はお餅による事故ということでご紹介しましたが、他の食べ物でも当然起こりえますのでご注意ください。
もし、のどに詰めてしまった時は119通報で救急車を要請するとともに応急手当が必要です。
応急手当の方法は ⇒ 「救急活動編 異物除去法について H21/12/1」をご覧ください。
また、当消防本部では応急手当の講習会 ⇒ 「普通救命講習」も開催していますので、ぜひ受講してみてください。
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