今回の火災救助基礎訓練は、年間の救助訓練実施計画に基づき実施され、まずはじめに空気呼吸器操法を行いました。
空気呼吸器とはボンベの中に空気が充填されており、面体と呼ばれる顔面を覆うマスクからその空気が出て呼吸ができる資機材です。火災の煙の中はもちろんのこと、酸欠の場所や有毒ガスが充満した場所でも活動できる、いわば隊員の肺の役割を果たす消防活動上重要な資機材です。
この空気呼吸器を使用した基本となる救助操法を実施した後、東消防署訓練塔で建物火災発生時の濃煙中を想定した人命検索救助訓練を行いました。
実際に区画された暗中での人命検索訓練ということで、現場に即した訓練ができました。
これからもこのような訓練を実施し、市民の信頼に応えられるよう努力を続けて参ります。
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