前回は、救助工作車のクレーンを紹介しましたが、今回は、災害現場の必需品第5弾として、救命索発射銃をご紹介します。
救命索発射銃は、写真のとおり、ライフル銃のような形をしていて、圧縮した空気により、災害現場の状況に応じてゴム弾又は浮環弾を発射する資機材です。
高所又は、水面等の孤立した場所に救命索のついた発射体(ゴム弾・浮環弾)を発射し、救助ロープを張り救出する高所・中州救助や、海などで人が溺れている時など浮環を飛ばす時に用います。ゴム弾の最高射程距離は約90m、浮環弾の最高射程距離は約80mです。
(注:救命索発射銃は、銃砲刀剣類所持等取締法第3条第2項の規定により、公安委員会に届け出た隊員のみ使用することが出来ます。)
|