今回、紹介するのは張り込み式救助訓練です。張り込み式救助とは落石が多い場所等で、空中ケーブルを使って負傷者を「空中移動」させる方法です。しかし、空中ケーブルを張った状態では救助隊員が負傷者に接近できません。そこで、ワイヤーを緩めた状態でセットし、負傷者を救助したらワイヤーを張り込み、空中へ浮かし移動させます。
この日の訓練想定は、舞鶴山に登山中のパーティーのうち1名が濡れた地盤で足を踏み外し崖下へ約10メートル滑落し、右足首の痛みを訴え歩行不能になったものとしました。
秋も深まって紅葉が見ごろになり、登山やハイキングが楽しい季節となりました。もしもの事態に備えて訓練を行いました。。
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