蒸し暑い梅雨が終わり、連日30℃を越える真夏の季節が来ました。そんな暑い日が続く中、市民の安心・安全のために日々活動しています。今回は、真夏の災害現場時には絶対欠かせないものを紹介したいと思います。
私達消防士は、季節を問わずあらゆる災害現場で活動していますが、特に暑い夏場での災害活動時には、大量に汗をかいてしまいます。また火災現場では、防火衣等を着装して活動するため通常の災害現場より何倍も汗をかいてしまいます。そのため、水分補給をしないで長時間現場活動をすると脱水症状を起こしてしまう可能性があります。また、過去に災害現場で飲料水が用意されていなかったため、隊員同士の連携や活動の低下を来たしたこともありました。
そのようなことを踏まえて、隊員同士で話し合いを行った結果、夏場の災害時には、必ずお茶やスポーツ飲料水を積載して出場するようになりました。飲料水を積載することにより、長時間の活動時でも隊員同士順番に交代して水分補給をすることにより、効率のいい活動が出来るようになりました。このことから、私達消防士にとって、真夏の災害活動を行う上で、飲料水は資機材と同じぐらい必要不可欠なものです。
今後も、過去の現場経験を踏まえ、隊員同士で話し合いを行い、改善する必要がある所は改善し、現場活動に活かしていきたいと思います。
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