毎年6月から7月にかけて梅雨前線が活動し、また台風の接近・上陸により多大の被害をもたらします。日本全国で、平成14年中に発生した風水害による被害は、死者・行方不明者20名、負傷者235名、住宅の全・半壊359棟となっています。
舞鶴市は大部分が山林によって占められており、山から平地をへて海岸線に至るまでの距離が非常に短いのが特徴です。
したがって、降雨から出水までに時間的な余裕がなく、河川が氾濫し家屋や耕地の浸水などの被害が発生しやすく、さらには台風と高潮が重なるなどの気象条件により被害が大きくなることが予想されます。
このような災害に対応するため、舞鶴市では毎年水防計画を作成し、水防組織、通信連絡系統の整備、雨量と水位の観測、水防資機材の備蓄と整備、避難所の確保などを行い災害に備えております。
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