春になると空気が乾燥し、山林火災が非常に起こりやすい気象状況になります。そのため本市では毎年3月21日から4月20までの1ヶ月間、山火事予防運動を実施しています。今回はその一環として山林火災防御訓練を実施しました。
山林火災での消火活動にはルールがあります。それは燃えている方向の先端には決して入らないことです。山林は燃え方が複雑であり、燃えるスピードや方向が急に変化します。必ず横か後ろ、なおかつ風下から消火します。
最初に使用する資機材を点検した後、訓練開始。簡易水槽に水を張り、火点までホースを伸ばし、放水開始!実施している事柄はいつもの訓練と一緒のようですが、機材を背負っての斜面は歩きづらく、体力もいつも以上に使います。
山林火災はその原因のほとんどが「たき火」や「たばこの不始末」となっています。大切な森林を火災から守るとともに地域住民の安全を守るためも山火事予防を徹底する必要があります。火の取扱いには十分注意しましょう。
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