平成17年10月28日から29日にかけての2日間、平成17年度緊急消防援助隊近畿ブロック合同訓練が和歌山市で開催され、舞鶴市消防本部も京都府隊の消火部隊として参加しました。
この訓練は、近畿2府7県緊急消防援助隊の技術及び連携活動能力の向上を図り、有事に際し即応できる体制づくりを目的として行われました。
訓練想定は、紀伊半島沖を震源とするM8、4の地震が発生し、和歌山県南部において震度6強を観測、沿岸部で津波が押し寄せるなど県内広域にわたり甚大な被害が発生したというものです。
出発当日、早朝より出発式を行い、消防長をはじめ多数の職員の激励の中、舞鶴市を出発しました。そして京都市での京都府隊参集、13台の消防車両が隊列を組みながら和歌山市へ向かいました。
現地到着後は、緊急消防援助隊集結訓練、野営訓練、給食訓練と他隊との合同訓練が行われました。
災害はいつ・どこで・どのような形で発生するか分かりません。こうした予測のつかない災害に対応するため、消防隊は日々訓練に励んでいます。
家庭においても災害用のリュックに非常食や貴重品、生活用品を入れておき、いつでも持ち出せるよう備えをしておきましょう。
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