夏の暑さが続き、外に出るのも嫌になる時期になってきました。ですが、熱い夏の時期でも、火災が起きる可能性は十分あります。
今回は、「木造2階建て住宅の台所で火災が発生した」という想定で訓練を行いました。火災現場に到着後、車両後部に積まれているホースカーと呼ばれるホースのたくさん入った二輪車を進入場所まで2人で協力して押していきます。進入する前にホースを伸ばし、水を充填させ、放水の準備が完了すれば、隊長から「火災発生場所は建物の奥にある台所、建物内は濃煙のため空気呼吸器を着装して進入する」と指示を受けます。空気呼吸器を着装後に進入し、火災が発生している場所まで進み、放水して消火します。
以上が、火災が起きた時の基本的な動きになるのですが、前文にも述べたように火災はいつ起こるか分かりません。そのため、私たちは夏の暑い時期や冬の寒い時期でも、実際の火災に備え、少しでも被害を少なくできるよう訓練しています。
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