舞鶴市では3月21日から4月20日にかけて実施された山火事予防運動に伴い、山火事訓練を実施しました。
通常の火災では、よくテレビで見るようなホースや筒先を使用しますが、山火事の際には、通常の火災とは異なった資機材で対応することもあります。
山火事で使用する資機材は小型化かつ軽量化されており、長時間にわたる消火活動でも隊員の体力を保持することができます。ポンプは2つに分割し、背負って搬送することができ、火災現場に近いところで吸水し消火活動を行うことができます。
また、ジェットシューターという資機材を使うこともあります。ジェットシューターはナイロン製の袋で水を入れることができ、背中に背負い、付属の筒先を前後に動かすことで放水できます。これは、水鉄砲と同じ原理で、必要なときに必要な量の放水が可能となり、背負うことで移動にも負担が少なく有効な消火活動ができます。
消防隊員はあらゆる現場に応じた資器材を活用し消火活動を行います。
山だけでなく、大切な財産を守るため火災そのものを発生させないよう、火の始末には十分注意してください。
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