3月3日(日)市内の小学校とその周辺において、春の火災予防運動行事の一環として消防署・消防団が合同で消防訓練を実施しました。
消防署と消防団が合同で訓練することで各部隊相互の連携強化を図るとともに、負傷者に対する適切な応急救護処置方法の習得、火災防御活動能力の向上、吸水及び中継送水技術の体得を目的として実施したものです。
第1想定では、小学校給食室付近で爆発を伴う火災により多くの負傷者が発生したため、地元消防団員が負傷者の症状に応じた救護処置を行ったうえで応急救護所まで搬送し、救急隊員が治療の優先度を判定するトリアージを実施しました。
第2想定では、火災の飛び火により別の場所で火災が発生したため、消防署と消防団が連携して中継送水を行い、火災を鎮圧するべく機敏に放水活動を実施しました。
今回の訓練には地元住民も負傷者役として多数参加していただき、火災予防の徹底と防災意識の高揚に努めることができました。
舞鶴市においてもいつ大きな災害が発生するか分かりません。消防署と消防団は日頃から顔の見える関係を築くとともに訓練を重ねて消火技術と防災能力を練磨し、災害が発生した時には一致協力して立ち向かいます。
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