観測史上最高!市街地で87センチの積雪を記録しました(2月2日)。消防署においては、積雪に備えさまざまな対策等を行い、積雪時でもいつもと変わらない活動が出来るよう万全を期します。今回は、積雪時の主な対策についてご紹介します。
《積雪対策》
1 雪道でもすばやく、安全に現場へ到着
冬季はスタッドレスタイヤを装着しますが、降雪や路面凍結時でもより安全・迅速に現場に急行するためにタイヤチェーンを装着します。
2 たくさんの雪が降ったときは資器材を増やします
普段通行できる道路も、積雪のため樹木が垂れ下がったり、除雪した雪が積まれていたりと通行ができない場合があります。そのような時は、新たに積載したスコップやのこぎり、チェーンソー等で対応します。また、消火栓や防火水槽の蓋が凍って開閉困難な場合は、保温用ポットに入れたお湯を掛けて融かし対応します。また、雪のために火災現場へ近づけない場合を想定し、消防自動車の消防ホースの数を増やします。
3 雪の中に埋もれてしまった消火栓・防火水槽の除雪
火災発生時に必要な消火栓や防火水槽ですが、積雪で埋もれてしまっていては、すばやく使用することが出来ません。そこで、常に消火栓や防火水槽の積雪を確認し、除雪をして災害に備えます。
4 雪が降ったら雪中訓練
雪の中では、普段どおりに走ったりホースを延ばしたりすることが難しくなります。そこで、雪の中でも安全・迅速に活動できるよう雪の中でホースを延長する訓練を行います。どのような現場でもあわてないために!!
|