学校等で毎年行なわれる避難訓練。
地震や火災等の災害を想定して、時には避難後に先生や消防士からお話を聞く、皆さんにとっておなじみの行事です。
避難訓練は避難が終了し、先生方や消防士のお話を聞けば終了です。
しかし、現実の災害はそれで終わりではありません。
多くの人が傷つき、助けを待っています。
小学校の高学年以上ともなれば、こんなときに大人の力になれることがたくさんあります。
自分の身の安全をしっかりと確保した後に、子供に出来る活動を紹介したいと思います。
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身の安全の確保
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171や災害伝言版の使い方を事前に習得し、家族の無事を確かめる。
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避難所への避難、日頃、避難所や避難の道順を確認しておく。
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火事が起こった場合、バケツリレーの手伝いや、大人の人に聞き必要なものを持ってくる。
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救出現場に遭遇した場合は、大人の救出活動の手伝いを行う。
(機材を持ってきたり瓦礫等を片付ける。)
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大人が怪我人などの手当てを行なう際に補助をする。
(AEDや救急箱を持ってくる。)
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これらのことは簡単にみえて、事前に「出来ること」をしっかり把握しておかなければなかなか出来ることではありません。
大きな災害になればなるほど、みんなの助け合いが多くの命を救うことに繋がります。
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