毎年、夏季になるとプールや各地の海水浴場において水難事故が発生しております。水難事故が実際に目の前で発生した場合、何をどうしたらよいのかわからなくなってしまいがちです。そのため舞鶴市では毎年6月下旬頃から8月下旬頃まで、野原・竜宮浜(三浜)・神崎海水浴場に看板を掲出しています。看板を掲出することで海水浴に訪れた際の事故防止意識の向上及びバイスタンダーCPR(その場に居合わせた人による心肺蘇生法)による救命率の向上を図っています。看板には人工呼吸、胸骨圧迫(心臓マッサージ)の回数やAED(自動体外式除細動)の使用等が図解で描かれています。万が一、海での事故に遭遇した時は、慌てず119番通報を行い、心肺蘇生法を看板で確認しつつ迅速に救命処置を行って下さい。
舞鶴市の海水浴場は救急車が到着するまでに少し時間を要します。救急車到達するまでに応急手当を行ってください。
水難事故は未然に防げることがたくさんあります。飲酒後の海水浴や小さなお子さんから目を離さないよう海水浴を楽しみましょう。
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