暖かくなり食中毒の発生が危惧される時期になってきました。そこで代表的な食中毒とその症状等について、また、家庭でできる食中毒の予防法についてご紹介します。
○腸炎ビブリオ血
原因食品は大部分が魚介類とその加工品で、主な症状は腹痛、下痢である。
○サルモネラ
食肉や卵の汚染によるものが多く、下痢とともに発熱を呈するのが特徴である。
○病原性大腸菌
O157による急性大腸炎では、激しい腹痛、血便があり、重症例では死に至ることもある。
○黄色ブドウ球菌
人の皮膚に常在しており、おにぎり等、手で直接調理する食品が原因となる。主な症状は嘔吐、下痢、腹痛である。
【家庭でできる食中毒の予防法】
○冷蔵庫や冷凍庫の詰めすぎに注意する。(適切な温度管理ができません。)
○食肉、魚は十分に加熱(75℃ 1分以上)して調理する。
○まな板、包丁、ふきん等はよく洗い、熱湯や漂白剤で殺菌する。
○手をこまめに洗う。(正しい洗い方は下記のとおり)
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