近年、救急車の出動件数が増加し、皆さんも街中で救急車のサイレンを聞かない日はないのではないでしょうか。
昨年の舞鶴市消防本部の救急件数は、3,490件で過去最高となりました。
今ではみなさんの身近な存在となりつつある救急隊ですが、これまで時代とともに変化を遂げてきた救急車の歴史を紹介したいと思います。
舞鶴市で救急業務が始まったのは昭和39年、当時の救急車は、いわゆるジープの車体に担架を取り付けただけのものでした。乗り込む救急隊員も現在のような救急救命士の資格制度も確立されておらず、応急処置もほとんど認められていない中で、病院への搬送が主な業務でした。その後は、救急隊員の応急処置拡大に伴い救急車の積載物品も除々に高度化され、現在に至っています。。
救急隊は昼夜を問わず、怪我人や病人の搬送を行って着ました。その先輩方の努力を忘れることなく現在の救急隊員である我々も日々技術・知識の向上に努め、市民の皆さんからさらに信頼される救急隊員をめざしていきます。
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