人は、年をとると全身の機能が低下し、思いがけない事故に繋がる可能性が出てきます。高齢者に多く発生している事故として、①「入浴中の溺水」②「食事中の窒息」③「自宅内での転倒」があります。これらの事故は、自分自身はもちろん家族が普段から気を付ける事で予防できます。今一度、自宅内や周囲の状況を見直し、事故が起こりにくい環境を整え、事故から身を守りましょう!
<家庭内でできる予防対策>
① 入浴中の事故を防ぐには!
浴室や脱衣所を入浴前に暖めて、できるだけ温度差をなくしましょう。
浴室の床は滑りやすいのでマット、すのこ等で転倒防止をしましょう。
家族の方は入浴時間を注意し、声をかけ返事があるか確認しましょう。
② 食事中の事故を防ぐには!!
食べやすい姿勢でゆっくり噛んで食べましょう。
食べ物を細かく切って食べやすい大きさにして、少しずつ食べましょう。
お茶や水など水分を摂りながら食べましょう。
③ 自宅内での転倒を防ぐには!!!
トイレ・浴槽・階段には手すりを付けましょう。
家の中の段差をなるべく少なくしましょう。
照明を明るくして過ごしやすい環境にしましょう。
靴下等の履き物は滑りにくいものを履きましょう。
☆ 普段から家族みんなで気を付けて高齢者の事故防止に努めましょう。
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