ホームページ サイトマップ
消防・防災最前線 生活安心情報 資格試験講習会 消防概要 消防団コーナー キッズコーナー 防災のページ
ホームページ消防・防災最前線 >救急活動編: 熱中症を予防して元気な夏を!
前のページへ 次のページへ

 4月も終わり、徐々に気温が上昇し、過ごしやすく、運動しやすい季節になってきました。これから、日中の気温が25度を越える夏日になる日も徐々に増えてくることから、夏の本番を前に忘れてはならないのが熱中症の存在です。
 熱中症とは、気温や湿度が高い中での作業や運動により、体内の水分や塩分(ナトリウム)などのバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、体温の上昇に伴い、めまい、体のだるさ、ひどい時にはけいれんや意識の異常などの様々な症状をひきおこし、最悪の場合死に至る恐ろしい病気です。しかし、原因と予防法を知っていれば確実に防ぐことが出来る病気であり、暑い夏を元気に過ごすため、熱中症のことをよく知り、予防して楽しい夏を過ごしましょう。

〔熱中症予防のポイント!〕
・ 部屋の温度をこまめにチェックする。(室温28度を超えないように、エアコンや扇風機を上手に使う。節電は程ほどに。)
・ 喉が渇いたと感じたらなるべく早く水分補給をする。(喉が渇かなくてもこまめに水分補給。)
・ 外出や運動をするときはからだを締めつけない涼しい服装にする。
・ 運動や仕事などからだを動かすときは、無理をせず、適度に休憩する。
・ 日頃から栄養バランスの良い食事と体力づくりをする。(汗をかき、暑さに強い身体をつくる。)

〔熱中症の応急手当〕
・ 涼しい場所へ移動させて、衣服を緩め、安静に寝かせる。
・ エアコンをつけ、扇風機・うちわ等で風を当て、体を冷やす。
・ 脇の下、太もものつけね、首まわりなど太い血管が通っているところを濡れタオル等で冷やす。
・ 飲めるようであれば水分や塩分を少しずつ数回に分けて与える。(スポーツドリンクが望ましい。)
・ 意識状態が悪い場合は、ためらわず救急車を呼んでください。


衣類をゆるめる 風をあて冷やす
涼しい場所で衣類を緩め安静に寝かせる
エアコンをつけ、扇風機、うちわ等で風を当て体を冷やす

体を冷やす 水分補給する
脇の下、太もものつけね、首周りを濡れたタオル、ビニール袋に入れた氷水、冷却剤等で冷やす
水分や塩分が摂れるようであれば、摂らせてください。
ただし、意識状態が悪い場合は、誤嚥する危険があるので摂らせず、すぐに救急車を呼んでください。

前のページへ 次のページへ
 
ホームページ消防・防災最前線 > 救急活動編:熱中症を予防して元気な夏を!
 インフォメーション休日診療病院普通救命講習消防防災リンクお問い合せ・連絡先舞鶴市ホームページ