平成25年12月13日(金)、京都府内全域に「冬季食中毒注意報」が初めて発令されました。ノロウイルス等による感染性胃腸炎は例年冬季に多発しており、テレビや新聞などで報道されているとおり、今年も流行する恐れがあります。
幼稚園、学校、職場内など多くの人が集まる場所では、感染予防や適切な感染者の嘔吐物等の処理を行わなければ、たちまち被害が拡大する恐れがあります。
これらを予防するための一般的な対処方法や消毒の仕方を紹介します。
ウイルス感染のリスクを下げる効果が期待出来る対処方法
・ うがい・手洗い(手洗い方法はこちら)を徹底し、マスクを着用すること。
・ 十分な睡眠を摂り、バランスの取れた食事をとること。
・ 食品は十分加熱(中心部が85度~90度以上)すること。
・ まな板や包丁等を清潔に保ち、必要に応じ消毒すること。
感染しないための消毒方法
・ 嘔吐物等を片付ける時は、直接素手で触ることを避け、使い捨てのビニール手袋を使用し、マスクも着用するようにしましょう。
・ ノロウイルスは感染力が強く、消毒方法は、家庭用塩素系漂白剤と加熱です。加熱消毒は、85℃以上の熱湯で1分以上加熱することが必要で、家庭用塩素系漂白剤による消毒は、用途等に応じた濃度に希釈して消毒します。
・ 嘔吐物等の処理は、使い捨てのタオル等で行い、密栓できるビニール袋に入れ廃棄し、嘔吐物の付いた床等も消毒液で適切に消毒をしましょう。この際、適量の消毒液をビニール袋内に入れることも感染予防に有効です。
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