重症外傷救急傷病者に対する救急処置訓練を実施しました。
外傷救急は、交通事故・高所からの墜落や転落事故等さまざまな事故により、大きなエネルギーが傷病者の身体に働いた時に、重症となる可能性があります。
重症外傷においては、最初の1時間の処置内容が生死を分けると言われ、この1時間はゴールデン・アワーと言われています。いかに全身状態を良好に保ちながら、速やかに決定的治療のできる病院へ搬送するかが重要となります。
そのためには、生命にかかわることだけを観察・評価し、生命にかかわる処置だけを実施することが重要であると言われています。
市民の皆さんの中には救急現場に居合わせた時、傷病者を救急車に収容するまで時間を要したり、救急車が現場からなかなか出発しなかった時があると思われた方が居られると思いますが、時には下の写真のような内容の必要な処置を行っています。
傷病者を救命するため、多種多様な救急現場で的確な観察・評価・処置が迅速に行えるよう、またそのためには救急隊員3名の連携や消防隊・救助隊との連携がスムーズに行えるよう、日々の訓練に励んでいます。
|