この体験学習は「総合的な学習の時間」の一環として、中学2年生を対象に豊かな体験を積ませることを目的として、市内の就労施設において実施されており、東・西消防署では、平成24年10月3日、4日の両日に職場体験学習を行いました。
西消防署では生徒5名(内1名が女子生徒)が救急車に積載の観察機器や応急手当の資機材の積載状況を確認するとともに、救急法では応急処置、心肺蘇生法、AED取扱を学びました。生徒は積極的に、熱心な訓練を行い、技術の習得に励んでいました。
特に、心肺蘇生法、AED取扱では、心臓マッサージや人工呼吸を実際に体験することによって、命の尊さ、大切さ、命を救うことの大変さなど様々なことを学び、隊員相互の連携協力の大切さを感じ取ってくれたと思います。
その他にロープ結索訓練、空気呼吸器取扱訓練、防火衣着装訓練、ホース延長訓練、放水訓練など体力の必要性と消防基本訓練の体験をしました。
また、今回の職場体験では女子生徒1名が参加しており、消防の重量資機材などを使った訓練等は大変だったと思いますが男子生徒には負けない気持ちで一生懸命取り組んでおり、将来の女性消防士の誕生が楽しみです。
今回のこの体験から彼らが将来目指す職業に就いた時、少しでも何かの役に立ってくれることを心から期待します。
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