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ホームページ消防・防災最前線 > 救助活動編:災害現場の必需品 第4弾!「破壊救助器具」
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事故に対する素早い対応を目指して!

 阪神淡路大震災が発生してから14年の月日が経ちました。震災で亡くなれた方々の多くは、家屋等が倒壊したことによるものでした。このように瓦礫等に挟まれたり、閉じ込められている人を助けるタイムリミットは、地震発生後72時間以内といわれており、1分1秒でも早い救助が命を救うカギとなります。
 そこで今回は、以前「地震災害時に役立つ資機材」で紹介した物品に加えて、地震等の災害現場で大活躍する破壊救助器具を紹介いたします。
 破壊救助器具とは、鉄筋コンクリート等の建物が倒壊した時に閉じ込められた人を救助するためにコンクリートを破壊する器具です。その種類としては削岩機、携帯用破壊器具、鉄ハンマー、万能斧があり、これらを救助工作車に積載しています。
いつ起こるとも限らない災害に備え、私たちは、救助資機材の点検、整備を実
施するとともに隊員の技術を上げるため日々訓練をしています。


削岩機はエンジンで始動する。
先端のアタッチメントを変えることによりドリル掘さく、打込み等に使用できる。
携帯用破壊器具は人力で使用する。
先端のアタッチメントを変えることによりコンクリート、レンガ、自動車や建物の扉等を破壊できる。
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