今回は、災害現場の必需品第11弾として、救助工作車に積載している「車載用照明装置」をご紹介します。
車載用照明装置は、発電装置を電源として作動し、常時は救助工作車の天井部にコンパクトに収納されています。まず初めにディスプレイの電源をONにし、発電装置の回転数を上げます。次にディスプレイのパネルをタッチすることにより伸縮、起伏、左右旋回及び投光器の点灯・消灯の操作をすることが出来ます。投光器は「メタルハライドランプ」と「ハロゲンランプ」の2種類の電球から成っています。また、タッチパネル操作だけでなくリモコンでの操作も可能です。リモコン使用時はコードが5メートル延びるため、自分の目で作動状況を確認しながら操作することが出来ます。
この車載用照明器具装置を使用することにより、夜間の災害現場でもスムーズに活動することができ、救助隊にとっては欠かすことの出来ない資機材の1つです。
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