令和4年9月16日に、交通救助対応能力向上訓練を実施しました。
今回は、実際に車両(廃車)を使い、現場に近い状況で訓練をすることができました。交通事故により車両が1台横転したという想定であり、写真のように、まずは車両が動かないように固定を行いました。この固定している資器材は、昨年12月に新たに配置された救助工作車と同時に配備された「RESCUE42」という資器材になります。日頃から取扱訓練は実施しておりますが、実際の車両で使用するのは初めてでしたので大変貴重な訓練になりました。その他にも、新たに配備された資器材を使用し、電動油圧資器材によるボディの切断やドアの開放、特殊な工具を用いての窓ガラスの破壊等を実施し、車両の変形による閉じ込め、挟まれ、下敷きなどの様々な交通救助事案を想定し、各隊員の救助技術の向上を図ることができました。
この訓練を今後に生かすとともに、更なるスキルアップを目指していきます。 |
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