今回は、災害現場の必需品第29弾として、「ガス検知器」を紹介します。
ガス検知器とは、目視では確認できないガスの濃度を検知でき、危険な毒性のガス発生現場での活動には欠かせない資機材です。
当消防本部では、大気中の酸素・可燃性ガス・毒性ガス(硫化水素・一酸化炭素)を一台で同時にモニタリングできるガス検知管「ポケッタブルマルチガスモニターGX2009」、手動の吸引ポンプで約20種類の毒性ガスを検知する「ドレーゲルケミデック」を救助工作車に積載しており、有毒ガスの発生が危惧される現場では、この2つの資機材を活用してガスの種類を確定し、濃度を測定して立入禁止区域の設定などを行い救助活動を実施します。危険な現場で確実な活動が出来るよう、日々様々な資機材を使用した訓練を実施しています。
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ポケッタブルマルチガスモニターGX2009 |
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ドレーゲルケミデック
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GX2009での検知活動の様子 |
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ケミデックでの検知活動の様子 |
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