前回の災害現場の必需品第20弾では、救助隊員の個人装備ということで様々な装備を紹介しました。
第21弾である今回は電気事故等で活躍する耐電衣を紹介します。耐電衣は近年普及し、増加が考えられる電気自動車の交通事故や、漏電等の電気事故が発生した場合には欠かせない装備の一つです。
耐電衣を着用すれば、7,000V以下の通電している送電線付近の作業でも隊員の感電を防止できます。
また、軽量で柔軟性に富み強靭であるなどの特長もあります。電気は私たちの生活にはなくてはならないものです。しかし、一歩間違えば大変恐ろしいものに変化します。
電気事故の現場における隊員の安全な活動を確保するため、救助工作車には耐電衣を積載しています。
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