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ホームページ消防・防災最前線 > 救助活動編:舞鶴港湾危機管理テロ対策合同訓練を実施
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 平成22年9月30日(木)に舞鶴港湾危機管理コアメンバー(下記参照)により、関係機関の連携強化、対応能力の向上と危機管理体制の強化を図ることを目的に、当消防本部を含めた関係8機関により、テロ対策の合同訓練を実施しました。
 訓練の内容は、テロリストが乗船した小型船が舞鶴港入港中の貨物船乗組員と会合し、不審貨物を受け取るとの情報を得たことから、コアメンバー所属各船による警戒を実施。
 小型船を発見追尾、身体検査をしたところ、小型船乗組員が貨物船の名前が書かれたメモを持っていたことから、各機関協力のうえ船内捜索を実施したところ、爆発物を爆発させ乗組員が逃走。これにより、船内にはけが人が発生し、さらに乗組員の確認と不審貨物の確認を実施したところ爆発物が発見され、これの処理に当たるというものです。
 舞鶴市消防本部は、負傷者が船内に取り残されているとの情報により救助隊と救急隊が出場し、逃げ遅れ者の救助と救護活動を行いました。
 災害現場は多種多様です。組織としての連携が必要なのはもちろんですが、連絡体制の確立、情報の共有、危険行為の把握、任務分担の確認等、関係機関との協力体制の強化が最善の活動を行うためには必要不可欠なことです。

《舞鶴港湾危機管理コアメンバー》
舞鶴海上保安部・舞鶴警察署・大阪税関舞鶴税関支署・大阪入国管理局舞鶴出張所・近畿地方整備局舞鶴港湾事務所・近畿運輸局京都運輸支局・京都府港湾事務所・舞鶴市消防本部


不審な小型船(ゴムボート)を追尾

強行接舷により停船捕捉し、巡視艇にて特警隊員により身体検査実施

停船中船舶にもテロリストが乗船している可能性から、船内を捜索

乗組員1名が、爆発物を爆発させ岸壁へ逃走したため、舞鶴警察署員により取押


船内にけが人がいることから、救急救助要請。資機材を選定し、進入準備

装備着装後、特警隊員により安全監視のもと安全を確認しつつ船内へ進入


要救助者発見、救出!

救急隊と協力して要救助者を救出


応急手当実施後、車内収容

医療機関へ搬送


入国審査訓練、所持品検査訓練、外国船船舶監督訓練(PSC訓練)も実施

爆発物の発見により、京都府警察本部機動隊により爆発物処理の実施


爆発物を処理車へ搬送

訓練終了後 講評



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