これから本格的な夏を迎え、家族そろって花火を楽しむ季節がやってきました。 ところが、家族で気軽に楽しめる花火も正しく取り扱わないと火災になったり、火傷をしたりするなどの事故につながりかねません。 そこで、たかが「花火」と思わず、夏の風物詩「花火」を安全に楽しむためにも、ぜひ次のことに注意しましょう。
次のような気象状況の時は花火をしないようにしましょう。 (1) 火災警報がだされているとき (2) 強風注意報や乾燥注意報などがだされているとき
子供だけで花火をしていたため、周囲の紙くずに火がつき、消火できずに建物にまで燃え移った事例や花火が衣類に燃え移り火傷をした事例もあります。 花火をするときは必ず大人が付添い、人や建物に花火を向けないように注意しましょう。 また、花火をポッケトに入れたり、ほぐして遊ぶと大変危険です。
花火をする場合は、次のような条件にあった場所を選ぶようにしましょう (1) 紙くず、枯れ草、廃材など燃えやすい物が周囲にないか (2) 灯油などの危険物品が周囲にないか (3) 建物から離れているか
花火の燃えカスに火が残っているのに気づかずゴミ箱に投げ捨てたため火災となった事例があります。花火をする際には、必ず水 の入ったバケツなどを用意し、点火に使用したマッチや花火の燃え カスは、必ずその中に入れて確実に消火しましょう。 また、最近の花火は、さまざまな種類が販売されており、花火の側面等に記載してある注意書を必ず読んで、取扱いに十分注意しましょう。