消防・防災最前線　消防・防災ニュース：年末年始火事なし運動の実施について


１　目　的
	年末年始を迎え火気を使用する機会が多くなり、加えて慌しさにとりまぎれて注意力が散漫となることから、火災予防の一層の強化を図るとともに、旅館、ホテル、スーパーマーケット等不特定多数の者の出入りが多くなる防火対象物における火気管理の徹底や人命の安全確保等についても万全を期すため、本運動を実施するものである。

２　統一標語
	『火は見てる　あなたが離れる　その時を』

３　実施期間
	平成１９年１２月２０日（木）～平成２０年１月１０日（木）まで

４　重点目標
	（１）　防火対象物等における防火安全対策の徹底
	ア　防火管理体制の充実
	イ　カラオケボックス､飲食店､料理店等における火気使用設備･器具の火気管理の徹底
	ウ　大型物品販売店舗､旅館、ホテル及び社会福祉施設等における避難通路の確保な　　　ど避難誘導体制の確立、放火防止対策の徹底並びに消防用設備等の適正な維持管　　　理の徹底
	（２）　住宅防火対策の推進
	ア　既存住宅に対する住宅用火災警報器の早期設置の促進
	イ　住宅用消火器等の住宅用防災機器及び防炎品の普及促進
	ウ　家庭を対象とした防火知識の普及の推進
	エ　地域における自主防災体制の充実
	オ　高齢者あるいは身体不自由者等の避難協力体制の確立
	カ　放火されない環境づくりの推進
	キ　放火防止のための自主防火体制の充実
	（３）　危険物施設における安全管理の徹底
	ア　危険物の誤販売の防止並びに灯油ポリエチレン容器等の認定容器使用の徹底
	イ　危険物運搬時の積載方法及び運搬方法等規定遵守の徹底
	(４)　消火器等の適切な維持管理の推進
	ア　消火器、住宅用火災警報器等の不適切販売に係る予防策の周知
	イ　老朽消火器等の事故防止及び回収方法についての広報

住宅防火　いのちを守る　７つのポイント ―３つの習慣・４つの対策―
３つの習慣
	○	寝たばこは、絶対やめる。
	○	ストーブは、燃えやすいものから離れた位置で使用する。
	○	ガスこんろなどのそばを離れるときは、必ず火を消す。

４つの対策
	○	逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器を設置する。
	○	寝具、衣類及びカーテンからの火災を防ぐために、防炎品を使用する。
	○	火災を小さいうちに消すために、住宅用消火器等を設置する。
	○	お年寄りや身体の不自由な人を守るために、隣近所の協力体制をつくる。

５

実施事項

　実施期間中、各種情報を報道機関に提供する等、本運動の推進を図るとともに「住宅防火　いのちを守る　７つのポイント」関し、消防ホームページ及び「広報まいづる」を通じて積極的な広報に努め、また、各種消防訓練、、査察、防火指導等を実施し、火災危険の排除並びに防火思想の普及啓発に努める。

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