毎年11月9日からの一週間は秋季火災予防運動が展開されております。今年も運動期間中、各事業所・学校などさまざまなところで避難訓練等が行われました。
今回は、東消防署管内の総合病院において実施された、病院と消防署の合同訓練の様子をお伝えします。
それぞれの病院ごとに訓練内容は異なりますが、病院という業態上、子供や老人、自力歩行の困難な方などの災害弱者が多く出入りされ、万が一災害が起こった場合、逃げ遅れや負傷される可能性が高いと考えられます。こういった事態を未然に防ぐため、職員による初期消訓練や避難誘導訓練、要救助者の救出訓練などを実施しました。
災害時の医療の拠点となる病院ですが、病院そのものも災害の対象となる場合があります。各病院がいろいろな意味で災害に強い病院づくりを、そして消防も相互の連携を密にし、迅速な活動ができるよう日夜努めております。
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