平成7年の阪神淡路大震災、平成16年の中越地震、平成23年の東日本大震災、さらに今年に入って熊本地震と平成になって大きな災害が続いています。また、近い将来、太平洋沿岸でこれらの規模あるいはそれ以上の規模の地震が高い確率で起こると言われています。
阪神淡路大震災では、消防などの行政の対応が追いつかない中、住民の手によって多くの人が瓦礫の中から救出されました。これを機に自主防災体制の構築が叫ばれるようになり、全国各地で町内会単位等の自主防災組織が結成されるようになりました。
舞鶴市でも多くの地域で自主防災組織が結成され、定期的な訓練も行われています。
今回は11月13日に行われた浮島自主防災部の訓練の模様を紹介します。約130名の住民の方が参加され、地震による避難、瓦礫からの救助、消火器を使った初期消火、応急担架を使った搬送などの訓練を行いました。参加者の皆さんは各訓練に積極的に取り組まれており、「自分の命は自分で守る」「自分の町は自分で守る」という強い意識を感じ取ることができました。
|
|
|
多くの住民のみなさんに参加していただきました。 |
毛布等を使用した搬送訓練です。 |
|